シベリア
発表
飯島・阿部研究員が北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターで開催された国際シンポ ジウムで、研究発表と議論を行いました
ArCS II社会文化課題の共同の国際シンポジウム「Above the Permafrost: How Climate Change and Resource Development are Changing Local Life in the Arctic」が、12月14~17日に北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターで開催されました。北極環境変化の社会科学を中心とした議論が行われ、北欧・ロシア・アメリカ等からの参加者とともに5つのセッションでの発表と議論が盛況に行われました。セッション5「Natural & Social Impacts of Permafrost Degradation and its Future Projection」にて、阿部研究員は東シベリア・レナ川中流域の集落周辺での衛星リモセンによる永久凍土荒廃について発表し、飯島がそのセッションの議論のモデレータとして凍土・水循環変化と人間環境との関係に関する問題提起を行い、活発な議論がなされました。国際的に困難な状況にも関わらず招へいされたシベリアからの研究者とも対面で再会でき、3年ぶりの旧交を温める機会ともなりました。